2013年09月10日

立木神社に行ってきました

立木神社由緒
お休みにあわせて、立木神社に行ってみました。
なんとなく、境内(神社の中)をぶらぶらするのが好きなんです。

神社に行く時のポイントは、そこに「ご祭神」といって祀られている神様を知ることです。
神様にもそれぞれの仕事の役割があって、例えば立木神社に行って「美しくなりた~い」なんて言われても、ちょっと困ると思うのです。
ご祭神は「武甕槌命(タケミカヅチノミコト)」
日本神話の世界では、けっこう活躍するスーパースターです。
雷神であり、剣の神様であり、相撲の神様でもあります。
立木神社では、交通安全も得意としているようですし、戦いの神様なので受験で勝つためにお参りをするのも良いかもしれません。

次のポイントは「由緒」です。
なんでここにあるの?
なんでこんな名前なの?

立木神社のご祭神の武甕槌命は、茨城県の鹿島神宮に住んでいたそうです。(いまも住んでいます)
鹿島アントラーズのある鹿島です。
そこから西にやってきたときに、この草津にも立ち寄り、手に持っていた柿の鞭を地面に刺したところ、枝葉が茂ってきになったことから「立木」神社と呼ばれるようです。

立木神社絵馬
次のポイントは「絵馬」です。
行ったら必ず見てみましょう。
その神社の特徴が絵馬には詰まっています。

立木神社の境内には、鹿の像が何体かあって、絵馬にも夫婦の鹿の絵が描かれています。
この鹿は「ご神獣」と呼ばれる、神様の使いです。
ポケモンみたいなものです。
神様によって、ヘビやフクロウやサル(日吉神社)・カラス(熊野大社)などを使徒として使っています。
武甕槌命のご神獣は鹿なのだそうです。

最後に、真ん中の紫色の植物の絵。
これは「ご神紋」といって、神社のマークです。
武甕槌命は、立木神社に立ち寄った後に、奈良県の春日大社に向かっています。
春日大社のご祭神も武甕槌命です。
そのため、春日大社とは大変ゆかりが深く、ご神紋も少し違いはありますが「下がり藤」の紋を使っているようです。
境内に、大きな藤だながあるので、藤の季節には見事なのだろうと思います。

武甕槌命の刺した柿の木は、多分もう枯れてしまっているのでしょう。
柿の木の寿命はあまり長くないのです。
しかし、何代目かの柿の木が境内の右に大きく茂っていて、いくつかの緑色の実をつけていました。

自由研究などでは、
「比べられる」ことを見つけて「違いを見つける」こと
を覚えると少し楽になると思います。
覚えておいて、来年の夏にでも役立ててください。


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Posted by アットスクール at 15:50 │スタッフブログ