2007年09月18日

階段の意味

週末に三上山(近江富士)に登ってきました。草津線に乗っているとき三上山が目に付いたのがきっかけで、前からの計画を実行に移すこととなったわけです。その道中を記します。まずシダの海がありました。泳げると確信を持って飛び込めるほどでした。受験では、たまに顔を見せるシダ植物ですが、その葉の裏面の胞子やら胞子のうやらを確認する気はもちろん微塵も起こりませんでした。中腹には健脚コースと一般コースがありましたが、滋賀県生まれの「急がば回れ」という言葉も忘れ、健脚を選択しました。階段がありました。小学生のころ、野球部に入っていて階段を登って足腰を鍛えるトレーニングをしましたが、つまり階段はきついものです。階段をよけて30cmくらい横の階段が存在しない部分を登るという形式で登りました。頂上近くになりました。同じ登り方なら転げ落ちたでしょう。つまり今まで意味をなさなかった階段が意味を持ち出したのです。階段がないと傾斜が強すぎて登れません。中腹と頂上近くの階段の持つ意味は、円安が輸出と輸入に与える影響のようにまったく正反対でした。そのときは階段は人類のもっとも偉大な発明のように思えたほどでした。なにはともあれ、景色はよかったですし、登り切った後の心地よい疲労感と爽快感はよかったです。近江富士を登った後は、日本の富士に登りたいという発想は自然な思考の流れということで、もちろん登山を趣味にしようなんて大それたことは考えていないのですが、一回富士山にも登りたいです。


Posted by アットスクール at 18:59│Comments(0)
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